#54 通訳者に事前共有すべき資料
公開日:2026年9月8日
はじめに
通訳品質は、当日の通訳者の語学力だけで決まるものではありません。
会議の目的や資料、専門用語を事前に把握できるかどうかによって、準備の精度は大きく変わります。
本記事では、企業が通訳者へ事前共有しておきたい代表的な資料を解説します。
アジェンダ
会議の議題、順番、時間配分、参加者が分かるアジェンダは、通訳者が全体の流れを把握するための基本資料です。
会議目的まで共有できると、どのテーマを重点的に準備すべきか判断しやすくなります。
プレゼン資料・会議資料
発表資料や説明資料を事前に確認できると、専門用語、製品名、数値、固有名詞を整理できます。
資料が完成前の場合でも、ドラフトや前回資料があるだけで準備の助けになります。
製品・技術資料
製品概要、仕様書、技術資料、図面などは、技術会議や工場対応で特に重要です。
通訳者が背景を理解していることで、単語だけでなく文脈を踏まえた通訳につながります。
用語集
社内用語、製品名、略語、専門用語は、可能であれば日本語と英語を併記した用語集として共有すると効果的です。
特に会社独自の略称や一般的な訳語が複数ある言葉は、事前に統一しておくことをおすすめします。
参加者・会議背景
参加者の所属・役割や、これまでの経緯も重要な情報です。
誰が意思決定者なのか、どの点が争点なのかを理解することで、通訳者は会議の流れを把握しやすくなります。
まとめ
通訳者には、アジェンダ、会議資料、製品・技術資料、用語集、参加者情報などを可能な範囲で事前共有することが重要です。
適切な事前準備は、当日の通訳品質と会議の進行を大きく支えます。
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