通訳者ギルド 利用規約

【通訳者ギルド 利用規約】
【2025年10月1日初版】

この利用規約(以下「本規約」といいます。)は、株式会社通訳者ギルド(以下「当社」といいます。)が提供する通訳業務を中心としたサービス(以下「本サービス」といいます。)の利用条件を定めたものです。本規約に同意した上で本サービスを利用するものとし、後日提供予定の翻訳業務に関する条項は準備が整い次第有効となります。
第1章 総則
第1条(目的)
本規約は、本サービスの提供に関する条件、当社と利用者(発注企業および通訳者)との権利義務を定めることを目的とします。
第2条(定義)
1.「ユーザー」とは、本サービスを利用する個人または法人をいいます。
2.「発注企業」とは、本サービスを通じて通訳業務を依頼する法人または個人をいいます。
3.「登録通訳者」とは、当社との契約に基づき業務を受託する通訳者をいいます。
4.「翻訳業務」は、将来提供開始予定の本サービスの一部を構成する業務を指します。

【定義の追補】本規約において、オンライン通訳:当社システムを介したオンライン通信による通訳、現地通訳:指定場所での対面による通訳、募集案件:通訳者を指定しない委託、指名案件:特定の通訳者を指名する委託、提示条件:業務内容・委託代金・遵守事項等の発注条件をいいます。
第3条(規約の適用)
本規約は、当社とユーザー間の一切の取引に適用されます。

【適用関係の明確化】個別条件(発注書・提示条件・メール合意等)が本規約と抵触する場合、料金・日時・場所・人選等の案件固有の条件については個別条件を優先します。ただし、免責・責任制限・救済(再実施・代替・返金)・秘密保持・非迂回・準拠法/管轄等の基本条項は常に本規約が優先します。
第4条(規約の変更)
当社は、ユーザーの承諾を得ることなく本規約を変更することがあります。変更内容は当社ウェブサイト上に掲載し、掲載日以降の利用に適用されます。
第2章 利用登録およびアカウント管理
第5条(利用登録)
ユーザーは、当社が定める手続により必要情報を提出し、当社の承認を受けることで登録が完了します。
第6条(登録の拒否・抹消)
当社は、不適格と判断した場合、登録を拒否または抹消することができます。
第7条(アカウントの管理責任)
ユーザーは、アカウントおよび登録済みの認証手段の管理責任を負います。

【認証手段】当社はの恒常運用を前提とせず、パスキー(FIDO2/WebAuthn)を既定とします。企業の連携によるSSOおよびワンタイムの魔法リンク(メールリンク)は補助的手段として用いることがあります。
【共有禁止・予備手段】1人又は1法人につき1アカウントとし、共有・貸与・名義貸しを禁止します。利用者は予備パスキー又はバックアップコードを保持し、端末喪失等の際は直ちに当社に通知します。
【補足】本人確認の補助として、パスコード(ワンタイムコード・バックアップコード)を利用することがあります。
【方針】当社はパスキーを中心とした認証を基本とし、パスコード、SSO、魔法リンクは補助的手段として運用します。
第8条(通知および連絡方法)
当社からの通知は、当社ウェブサイトへの掲示またはユーザーが登録した連絡先への送信により行います。

【到達時期】当社からの通知は、ユーザーが届け出たメールアドレスへの送信時に到達したものとみなします。ユーザーは連絡先の変更を遅滞なく届出ます。
第3章 本サービスの内容と役割
第9条(本サービスの概要)
当社は、通訳業務のマッチング、契約管理、支払仲介などを行います。翻訳業務は今後準備が整い次第、当社より通知の上、段階的に提供を開始します。
第10条(当社の役割と立場)
当社は、ユーザー間の契約仲介および管理を行う立場であり、通訳・翻訳の成果物そのものについては責任を負いません。

【プロフィール素材の利用】当社は、通訳者のプロフィール・実績等を、本サービスの運営および当社サイト・営業資料等での紹介のために利用できます。通訳者は合理的な範囲で協力しますが、いつでも書面(メール可)により掲載停止を求めることができ、当社は速やかに対応します。
【実績掲載】当社は、ユーザー名称・商標・ロゴを、本サービスに関する導入実績として当社ウェブサイト・営業資料等に掲載できます。ユーザーから書面(メール可)による停止要請があった場合は、速やかに掲載を停止します。
第11条(契約の類型)
当社は、受託型契約・媒介型契約・再委託型契約などの形式を採用する場合があります。
第4章 発注企業の義務
第12条(業務依頼と契約の成立)
発注企業は、当社の定める手続に従い、業務の依頼を行うものとします。契約は、当社または登録通訳者による承諾の意思表示をもって成立します。

【成立方法】当社の明示の承諾(メール可)をもって当該案件の個別契約が成立します。
【再委託の包括同意】当社は品質確保のため必要な範囲で登録通訳者等に再委託できますが、最終責任は当社が負います。
【人選手続(募集)】当社は候補通訳者を提示し、発注企業は原則48時間以内に承諾可否を通知します。無回答の場合、当社は裁量でアサイン又は代替提示を行います。
【人選手続(指名)】指名案件について、当社は指名通訳者に通知し、通訳者は原則24〜48時間以内に承諾可否を回答します。無回答は辞退とみなします。
第13条(業務内容の明確化)
発注企業は、業務内容、日時、場所、対象言語、専門分野その他必要事項を正確かつ明確に提示する義務を負います。

【資料提供と使用許諾】発注企業は、当社及び通訳者が当該案件の遂行に必要な範囲で、提供資料(社内資料等)の閲覧・利用(必要最小限の翻案を含む)を許諾します。目的外利用・複製・第三者提供は行いません。
第14条(対価および支払方法)
1. 発注企業は、当社が提示する条件に従い、業務委託料その他必要な対価を、業務実行日から7日以内に当社指定の口座へ支払うものとします。
2. 振込手数料は発注企業の負担とします。

【支払期日】発注企業の支払は、役務完了日(当日の実施完了と当社所定の報告の受領)から起算して7日以内とします。遅延時は第42条の遅延利息を適用します。
第15条(禁止行為)
発注企業は、登録通訳者との直接契約、勧誘行為その他当社の事業を害する行為を行ってはなりません。

【非迂回】当社を介さない登録通訳者との直接連絡・直接契約・直接支払を禁止します(当社の事前書面承諾がある場合を除きます)。違反時は当社所定の手数料相当額又は当社が被った損害のいずれか高い額を違約金として支払います。
第16条(違反時の措置)
発注企業が前条に違反した場合、当社は当該企業の利用停止、損害賠償請求その他適切な措置を講じることができます。
第5章 通訳者の義務
第17条(業務への応募および受託)
登録通訳者は、当社が提示する業務内容を確認の上、応募意思を表明することで受託の申し込みを行い、当社または発注企業による承諾をもって契約が成立します。
第18条(業務遂行の義務)
1. 登録通訳者は、善良な管理者の注意義務をもって、誠実かつ専門的に業務を遂行するものとします。
2. 通訳中に発生した質問・問題については速やかに報告し、適切に対応します。
第19条(業務環境および準備)
登録通訳者は、通信環境・機材・事前資料の理解・専門用語の確認など、業務遂行に必要な準備を自己の責任において行うものとします。

【機材・回線】通訳者は通訳遂行に必要な機材・ソフトウェア・通信環境を自己の費用と責任で準備します。不足に起因する不履行・品質低下について当社は責任を負いません。
第20条(報告および納品)
通訳業務終了をもって業務完了(納品)とし、当社より請求書を発行します。
第21条(登録通訳者への支払)
1. 通訳業務の報酬は、当社所定の方法により、業務完了月の翌月末日に支払われます。
2. 報酬は、当社を通じての支払いとし、発注企業からの直接受領は禁止されます。
第22条(守秘義務)

第22条の2(秘密保持の包括合意および優先適用)
1. 本サービスに関連して、当社、発注企業および登録通訳者が開示または知得する一切の情報(以下「秘密情報」といいます。)については、本規約に基づき、各当事者は秘密として厳格に管理し、第三者への開示または目的外利用を行わないものとします。
2. 前項の秘密保持義務は、情報の開示形式(口頭・書面・電子データ等)を問わず適用され、また当該情報が秘密である旨の表示の有無にかかわらず適用されます。
3. 当社は、登録通訳者に対し、本規約と同等以上の秘密保持義務を課しており、当該通訳者の行為について合理的範囲で管理を行います。ただし、当社は通訳者の独立した業務遂行に起因する行為について、故意または重過失がない限り責任を負いません。
4. 本条の定めは、本サービスに関する秘密保持契約(NDA)としての機能を有するものとし、発注企業は原則として別途秘密保持契約の締結を要しないものとします。
5. ただし、発注企業が合理的理由により別途契約を求める場合であっても、当該契約は本規約の内容を実質的に上回る義務または当社に不利益な責任を課すものであってはならず、当社の書面による承諾がない限り効力を生じないものとします。
6. 本条の秘密保持義務は、本サービスの終了後も存続するものとします。

登録通訳者は、業務を通じて知り得た一切の情報を、当社および発注企業の書面による承諾なく第三者に漏洩してはなりません。

【第三者秘密のマスキング】発注企業は自社以外の第三者の秘密情報・個人情報を開示する必要がある場合、原則として不可逆的なマスキング等により特定性を除去した上で提供します。やむを得ず原本開示が必要な場合は、当社の事前承諾を得て、複写・持出禁止等の追加措置を講じます。
第23条(著作権および利用権)
1. 通訳により作成された記録・翻訳物等に関する著作権は、別段の合意がない限り発注企業または当社に帰属します。
2. 登録通訳者は、業務成果を自己の宣伝その他の目的に使用することはできません。

【背景ノウハウの留保】当社又は通訳者が保有する用語集・訳語・表現手法等の背景ノウハウは移転せず、成果の利用権は発注企業に認めつつも、当該背景ノウハウは当社等に留保します。
【本サービス等の権利帰属】本ウェブサイト、当社システム及び本サービスに関する所有権及び知的財産権は、当社又は正当な権利者に帰属します。ユーザーは、本サービスの利用目的の範囲内でのみ非独占的・譲渡不能の権利として当社が許諾する範囲で使用します。
【禁止事項(技術)】ユーザーは、法令で認められる範囲を除き、本サービスに含まれるソフトウェアその他の技術要素について、リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル、複製、改変、二次的著作物の作成等を行いません。
第6章 通訳・翻訳共通条項
第24条(成果物の検査・修正)
発注企業は、成果物に明らかな誤訳・誤記が認められた場合、納品後3営業日以内に修正を請求することができます。登録通訳者は、正当な理由がない限り修正に応じるものとします。
第25条(品質保証の限界)
通訳・翻訳業務はベストエフォートベースで行われ、言語上の解釈や表現差を含むものであり、成果物の内容の完全性・適合性を保証するものではありません。専門的判断や法的助言を要する内容については、利用者の責任において確認するものとします。
【免責の範囲】当社は、法令で免責が許されない範囲を除き、直接・間接・特別・結果的損害、逸失利益、第三者からの請求を含む一切の損害について賠償責任を負いません。
【唯一の救済】不都合時の救済は、当社裁量による再実施/代替通訳者の手配/返金のいずれかに限定されます。
第26条(著作者人格権の不行使)
登録通訳者は、業務成果物に関する著作者人格権を行使しないものとします。
第27条(記録の保存)
当社は、一定期間成果物や業務履歴を保存する場合がありますが、長期保存を保証するものではありません。
第7章 キャンセル・中止・変更
第28条(業務キャンセル)
【キャンセルポリシー詳細】
・通訳予定日時の120時間前までのキャンセル通知:キャンセル料は発生しません。
・通訳予定日時の48時間以上72時間未満の間の通知の場合:業務委託料の50%をキャンセル料として請求します。
・通訳予定日時の24時間以上48時間未満の間の通知の場合:業務委託料の70%をキャンセル料として請求します。
・通訳予定日時の24時間未満の間の通知、または無連絡によるキャンセル:業務委託料の100%をキャンセル料として請求します。
・前項に基づくキャンセル料について、キャンセルが確定した日から7 日以内に弊社の指定する方法により、支払うものとします。
・通訳者によるキャンセルについても、やむを得ない事情を除き、同様のルールが適用される場合があります。
・天災や事故等の不可抗力によるキャンセルは、当社の判断によりキャンセル料を免除することがあります。
1. 発注企業は、業務契約成立後のキャンセルについて、当社所定のキャンセルポリシーに従ってキャンセル料を支払うものとします。
2. 登録通訳者による一方的な辞退は原則として認められず、やむを得ない事由がある場合は速やかに当社へ報告し、当社の承諾を得るものとします。
第29条(不可抗力等による中止)
天災、事故、通信障害、感染症拡大その他不可抗力により業務の継続が困難となった場合、当社は業務の全部または一部の中止を決定することができます。
第8章 禁止事項および契約解除
第30条(禁止事項)
ユーザーは、以下の行為を行ってはなりません:
1. 本サービスの運営を妨害する行為
2. 虚偽の情報の提供
3. 他者の権利・名誉・信用を毀損する行為
4. 登録通訳者と発注企業間で当社を介さず直接契約を行う行為
5. 法令または公序良俗に反する行為

【録音・録画】当社の許可なく録音・録画・逐語起こし等を行い、又は第三者に提供することを禁止します。
第31条(契約の解除)
1. 当社は、ユーザーが本規約に違反したと判断した場合、事前の通知なく契約を解除し、アカウントを削除することができます。
2. 契約解除に伴う損害が発生した場合、違反当事者はその全責任を負うものとします。
【利用停止・登録抹消】当社は、ユーザーが本規約に違反したとき、虚偽の情報を届け出たとき、料金の支払を怠ったとき、又はその他当社が本サービスの運営上必要と判断したときは、事前の通知又は催告を要せず、本サービスの利用の一時停止、サービス利用契約の解除又は登録の抹消を行うことができます。
第9章 免責および損害賠償
第32条(免責事項)
1. 当社は、ユーザー間のトラブル・損害について、一切の責任を負わないものとします。
2. 本サービスの利用によりユーザーに生じた損害(逸失利益、データ消失等)について、当社に故意または重過失がない限り責任を負いません。
3. 不可抗力(自然災害、戦争、感染症等)に起因する損害については、当社は責任を負いません。

【免責の範囲】当社は、法令で免責が許されない範囲を除き、直接・間接・特別・結果的損害、逸失利益、第三者からの請求を含む一切の損害について賠償責任を負いません。
【唯一の救済】不都合時の救済は、当社裁量による再実施/代替通訳者の手配/返金のいずれかに限定されます。
第33条(損害賠償)
ユーザーが本規約に違反し、当社に損害を与えた場合、当社は相応の損害賠償を請求できるものとします。

【上限】当社の責任が認められる場合であっても、当該個別契約についてユーザーが当社に支払った対価(税抜)を上限とします。
第10章 準拠法および裁判管轄
第34条(準拠法)
本規約の解釈および適用は、日本法に準拠するものとします。
第35条(裁判管轄)
本サービスに関連して当社とユーザーとの間で紛争が生じた場合、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
第36条(退会)
ユーザーは、当社が定める手続に従い、いつでも本サービスから退会することができます。退会申請を受理した後、当社が確認を行い、登録抹消の手続きを完了した時点で効力を生じます。

【地位の譲渡禁止】ユーザーは、当社の事前書面承諾なく、本規約又は個別契約上の地位・権利義務を第三者へ譲渡・移転・担保提供しません。
第37条(登録抹消)
当社は、以下のいずれかに該当すると判断した場合、事前の通知なく当該ユーザーの登録を抹消することができます:
1. 本規約に違反した場合
2. 虚偽の情報を登録した場合
3. 反社会的勢力との関係が判明した場合
4. その他、当社が不適当と判断した場合
第38条(保証の否認)
当社は、本サービスの内容・品質・正確性・有用性・合法性・完全性について、明示または黙示を問わず一切の保証を行いません。
第39条(反社会的勢力の排除)
ユーザーは、自身が暴力団、暴力団関係企業、総会屋等の反社会的勢力に該当しないこと、また将来にわたっても該当しないことを表明し、保証するものとします。該当が判明した場合、当社は催告なく契約を解除できるものとします。
第40条(労働者性の否認)
本サービスにおける通訳者および発注企業との関係は、あくまで業務委託に基づくものであり、労働基準法における労働契約関係を構成するものではありません。通訳者は自己の裁量により業務を遂行し、時間・場所の拘束や指揮命令関係が存在しないことを確認します。
【備考】※労基法の労働者該当性を否定し、偽装請負リスク回避を目的とした条項
第41条(安全配慮)
当社は、業務提供に際し、通訳者の健康・安全に最大限配慮するよう努めますが、ユーザー各自の自己責任において業務遂行上の注意を怠らないものとします。
【備考】※労働契約法26条に準拠、安全配慮義務への言及

【事故報告】業務中の事故・紛争・情報漏えい等が生じた又はそのおそれがある場合、速やかに当社へ報告し、当社の指示に協力します。
【保険適用】当社が契約する保険の適用は当社の裁量とし、適用を保証しません。
第42条(支払遅延と利息)
発注企業による業務委託料の支払いが遅延した場合、当社は年14.6%の割合による遅延損害金を請求できるものとします。当社は督促の上、法的手段を講じる権利を有します。
【備考】※民法・商取引に基づく遅延損害金への対応
第43条(知的財産と成果物の保存)
通訳業務に関連して作成される成果物の著作権は原則として発注企業に帰属します。当社および通訳者は、当該成果物の複製・第三者提供を行ってはならず、保存期間は業務完了後90日間とします。
【備考】※知的財産権管理と保存義務・情報漏洩防止対策
附則 本規約は2025年10月1日より施行します。
文書履歴:初版:2025年10月1日、Ver2:2026年4月8日


【データ取扱い】当社は通訳内容の録音・逐語保存を原則行わず、品質管理・課金処理等に必要な最小限のログのみ一定期間保持します。録音・保存が必要な場合は事前合意の上、機微情報はマスキング等の秘密管理措置を講じます。